結婚式の余興は、誰もが楽しめるものを心がけましょう。

結婚式における余興は、式に呼ばれたゲストが、式を盛り上げるためのイベントですが、はしゃげば良いというものでもありません。内輪だけで伝わる話や練習不足な歌、NGワードなどもありますので、事前に打ち合わせを行い、誰もが楽しめるものにしましょう。

《縁起の悪い言葉は避けたものにしてください》
例えば、コントや演劇のようなものを披露するとしたら、結婚式ではあまり縁起が良くない言葉や内容のものは避けてください。別れるや切れる、下品な言葉、内輪でしか分からないネタなどは、親戚や会社の方もいる中では不適切です。事前に原稿をチェックしたうえで、新郎新婦と確認を行うのも良いかもしれません。いくら楽しい内容になっていたとしても、一部の人にしか分からない内容ではいけません。会場の方すべてが楽しんでいただけるものにしましょう。当然、新郎新婦が主役ですので、お二人の結婚生活を応援するといった内容がふさわしいでしょう。
《完成度の高いものを目指しましょう》
余興といえど、あまりに稚拙な内容では、会場は白けてしまいます。下手に恥ずかしがったり、遠慮がちではかえって見苦しくなってしまいます。そのためにも、歌や劇であれば、事前に相当な練習を行いましょう。練習によって完成度を高めて、会場の方が満足できるものを目指しましょう。しかし、そうはいっても何よりも新郎新婦のためのイベントですので、2人を祝う気持ちを持って臨めば自然と良いものが出来上がるものと思います。

《時間はほどほどに》
明確に何分くらいと決まったものではありませんが、披露宴自体が2時間半から3時間ほどですから、その時間を考えると長くても20分ほどでしょうか。新郎新婦の挨拶回りや歓談の時間もありますし、撮影などもあり、意外と時間は限られていますから、当日になって慌てないように事前に打ち合わせして、進行の妨げとならないように気をつけましょう。楽しさのあまりのついつい時間を忘れて話しすぎたりすることも少なくないと思うので、時間の目安がはっきりとしづらいコントや演劇は、事前にビデオなどでまとめておくと進行もスムーズに行えると思います。もちろん、その場で歌ったり演奏したりというのもありですが、舞台慣れしていない不安がある方は、避けたほうが良いかもしれません。何よりも新郎新婦に喜んでもらえるイベントとしたいですね。

結婚式の主賓をお願いする時のマナー

結婚式で、祝辞を述べることになる主賓は、そう安請け合いできるものではありませんので、依頼は、ぜひ行ってもらいたいという気持ちも大切ですが、快く引き受けていただけるよう、誠心誠意依頼しましょう。式に参加していただくのはもちろんですが、当日の段取りなどをあらかじめ伝えておかないと、式当日に混乱することもありますので大切なことです。

《主賓はゲストの代表者》
ゲストを代表してもらうわけですから、様々な負担をかけることとなりますが、中でも祝辞を行っていただくうえで、新郎新婦の事をよく知る方にお願いしましょう。会社の上司や学生時代の恩師、仲の良い友人や親戚でも構いません。多くの場合は新郎の上司ということが多いのですが、新婦も会社勤めであった場合、上司2人にお願いする場合もあります。1人には祝辞を述べていただき、1人には乾杯の音頭を依頼するという形も珍しくありません。誰に依頼するか、大切なことですので慎重に決めましょう。ぜひお願いしたいという気持ちが伝われば、素敵な挨拶をいただけることと思います。

《依頼は直接行いましょう》
結婚式の招待状と同じように郵送とは行きません。依頼する相手には、結婚式に出席してもらえるようお願いすること、主賓を引き受けてもらえるかを直接依頼します。遠方の親戚などであれば仕方ありませんが、依頼をするうえで、ぜひやっていただきたい旨を直接伝えることが大切です。まず、結婚する旨を伝え、ゲスト代表として式当日に祝辞をいただきたい旨、式のタイムテーブルなどを相談し、後日、招待状を送ります。また、お礼としてお車代をお渡しすることも忘れてはいけません。

名目は交通費ですが、祝辞や乾杯の挨拶をしていただいたことに対するお礼ですので、最低でも1万円は包みましょう。人目につく場所で直接渡すのも失礼に当たりますので、渡し方も重要です。事前に受付の方にお車代を預け、その人が記帳して、受付を離れたところで渡してもらうというのがスマートです。また、披露宴が始まる前に両親にお願いして渡してもらうのも良いでしょう。あまり人目につかないように、お渡しできるよう心がけてください。

祝辞の良し悪しは、時間!?

結婚式での祝辞は、式のイベントの一つとされていますが、多くの人が、話を聞くために手を止め注視する舞台は、緊張するものです。できれば、良いスピーチだったと思ってもらいたいという方は、時間を意識したスピーチを心がけてみてはいかがでしょうか。

《何を話すかはほぼ決まっています》
まずは、自己紹介。自分がどういった立場であるか、新郎新婦との関係を述べます。ここはあまり掘り下げずに、簡潔にまとめて大丈夫です。続いて、新郎新婦へお祝いの言葉と、その家族や親族に挨拶をします。年配の方や目上の方がいる場合、僭越ながらご指名により挨拶させていただく旨も伝えます。ここまでで、およそ1分から2分ほどでまとめられるようにしてください。続いて、新郎新婦の人柄をあなただからこそ分かるという立場で説明すると良いでしょう。

あなたが新郎、または新婦の上司であれば、その真面目さや責任感の強さなど、結婚生活を送るうえで、良いと思える点を具体的なエピソードを交えて話しましょう。友人代表ということであれば、遊んだときの思い出であるとか、学生時代のことなどを話しましょう。ここで、会場の方が知らなかったようなエピソードを、ひと笑い誘うように話せれば上出来です。次に、結婚生活を歩み始める2人へ向けて、はなむけの言葉を述べましょう。

結婚生活には大切な袋が三つある。といった有名な話もありますが、先に話した内容とつながりがあり、納得できそうな話を話すと良いでしょう。金言、名言、ことわざや書物などから引用すると品よくまとまります。ここは、およそ4分から5分ほどでまとめるよう意識してください。最後に、締めの言葉でまとめます。話が長くなったことをさりげなく詫びつつ、挨拶し、新郎新婦に改めて、ご結婚おめでとうございますの一言で締めます。

《原稿用紙3、4枚がベスト》
文字数にすると、1200文字から1600文字といったところです。文字数を考えると、結構な量があると感じるかも知れませんが、これを5分から7分程度で話せるようにします。と言うのも、内容はもちろんですが、スピーチの良し悪しは、時間も重要となってきます。長々と話してしまうと、どうしても聞き手は集中力に欠けてきます。そうすると、眠気を誘ったり、意識が他に向いてしまうのです。聞き手が、最後までしっかりと集中できる時間の目安が、5分から7分程度とされています。ぜひ、時間を意識したスピーチを行い、良いスピーチだったと思っていただけるよう心がけてください。

意外と知らない!??結婚式のご祝儀についてのマナー

そんなに頻繁に招待されるものでもないから、招待が来るたびに、何かと悩む結婚式マナー。ご祝儀もそのひとつですよね。そこそこ付き合いは長いけど、どれくらいが相場なのかわからない、今月はちょっと厳しい……なんてお悩みの方にご説明いたします。

《2万円でも縁起は悪くない!?》
偶数の金額は、割れるから縁起が悪いとされていましたが、昨今では2万円であれば、ペアということで良いとされています。また、8万円も、末広がりという意味合いから、良しとされています。気をつけたいのは、4万円や9万円。死や苦を連想させることから、縁起がよくないとされていますので、気をつけてください。

金額は、その人との付き合いや渡す人の年齢によっておおよそ決まってきますが、やはり3万円が多く、無難な金額です。ただし、40代を過ぎたら、5万円ほど包めると良いかも知れません。お札は折れ曲がっていない新札を用意しましょう。もし、うっかり用意を忘れていた場合は、ひとまずATM等で下ろしたお札を布で包み、アイロンをかけて、しわを伸ばしましょう。

《表書きは、筆か筆ペンを使って、濃い文字で書きます》
最近は、あらかじめ「寿」や「壽」と書かれていますが、なにも書かれていない場合は「御結婚御祝」とするのもありです。ただし、できれば文字数は奇数が望ましいとされています。これも、金額と同様で、割れる字数だと縁起がよくないからとされています。贈る人の名前は、一回り小さく書きます。連名の場合は、目上の人の名を中央に書き、次の人はその左に書きます。人数が多い場合は、代表者の名前を書き、他一同としておきます。名前を書くのは、多くても3名までとして、それ以上の場合は他一同とまとめておくのが目安です。

他一同とした場合、贈る人の名前は、半紙などに書き、中袋の中に入れておきましょう。中袋にも、気をつけたい点がいくつかあり、まず、表面に書く金額は難しい漢字で書きます。3万円であれば「金参萬円也」、5万円であれば「金伍萬円也」とします。也は、無くても構いません。表面の真ん中に書きましょう。裏面には贈る人の住所と名前を書きます。郵便番号や番地は簡単な方の漢数字で構いませんが、一や二は並ぶと分かりにくくなるので、間隔に注意して書くようにしてください。